「昭和二十年四月六日 菊水作戦」BOX
ITEM 89679 組み立てキット 12,096円(本体価格11,200円)
【 戦艦「大和」最後の戦いを伝える 】 沖縄に上陸した連合軍を迎え撃つ菊水作戦(天一号作戦)の参加艦艇を集めました。戦艦「大和」と護衛に当たった第二水雷戦隊の旗艦である軽巡「矢矧」、そして新たにウォーターラインシリーズのラインナップに加わった「霞」と「朝霜」もセットした豪華版です。昭和20年4月6日は艦隊が沖縄に向けて出撃した日。その忘れ難い姿をモデルで再現してください。
※セット内容:「戦艦 大和」「軽巡洋艦 矢矧」「駆逐艦 雪風」「駆逐艦 浜風」「駆逐艦 涼月」「駆逐艦 冬月」「駆逐艦 初霜」「駆逐艦 磯風」「駆逐艦 霞」「駆逐艦 朝霜」《10艦セット》
【 菊水作戦について 】 太平洋戦争も終盤の昭和20年4月6日午後、日本海軍最後の艦隊が山口県徳山沖から出撃しました。沖縄に上陸を開始した連合軍に対する守備隊の総攻撃や陸・海軍航空機による特攻作戦を支援するため、残存している水上艦艇を突入させることが決定されたのです。
この沖縄戦で実施された日本海軍による一連の攻撃は“菊水作戦”と名付けられていました。切り札として温存されていた戦艦「大和」を旗艦として、軽巡洋艦「矢矧」と8隻の駆逐艦「冬月」「涼月」「朝霜」「初霜」「霞」「磯風」「浜風」「雪風」による第1遊撃部隊が編成され、海上特攻隊と命名されました。
「大和」の任務は艦を沖縄本島の残波岬に座礁させて砲撃を行い、その後は乗員を陸戦隊として突撃させるという生還を期さないものだったのです。艦隊は豊後水道から大隈海峡を通過する間は潜水艦を警戒した第1警戒航行序列、その後は輪形陣の第3警戒航行序列に移行し、進路を秘匿するためいったん西北西に向かいました。すでに日本近海でも制空権、制海権とも失われていたにもかかわらず、九州を離れると護衛戦闘機もすべて帰投してしまいました。しかし第1遊撃部隊の行動は出撃のわずか5時間後には米潜水艦に察知されていたのです。
翌4月7日早朝、艦隊は米偵察機との接触を機に進路を南に変更。正午過ぎには12隻の米空母から飛び立ったヘルダイバー急降下爆撃機やアベンジャー雷撃機など攻撃隊の第一波が飛来し、「大和」に攻撃を集中したのです。三式弾装備の46cm砲9門を初めとする数百の対空火器で激しく応戦し、最大戦速で回避する「大和」に向けて次々に命中弾や至近弾が加えられました。その後も絶え間ない波状攻撃は2時間あまりも続き、延べ300機以上の米軍機が襲来。左舷に集中的に魚雷攻撃を受けた「大和」はついに傾斜復元が不可能となり左へ転覆、巨大な爆発とキノコ雲を上げて坊ノ岬沖の海中に没したのです。護衛の艦隊も大きな被害を被り、佐世保に帰投できたのは「冬月」「雪風」「初霜」そして艦首を大破して後進航行してきた「涼月」のみとなりました。大艦巨砲主義が終焉を迎えた時代に誕生した悲劇の戦艦「大和」が、その実力を発揮する機会はついに訪れなかったのです。
【 艦船モデルの塗装に最適 】 1/700ウォーターラインシリーズモデルや、艦船モデルの塗装に最適なカラーです。旧日本海軍艦艇の塗装色を再現した、呉海軍工廠色と佐世保海軍工廠色の2色をスプレーカラーで用意。呉で建造された代表的な艦艇は何と言っても戦艦大和ですが、その塗装色として最適なカラーに仕上がっています。また筆塗り用として、アクリルミニXF-75 呉海軍工廠色がラインナップに加わり、船体の塗装やタッチアップに便利です。 1/700ウォーターラインモデルは静岡の模型メーカー3社の共同企画ですが、タミヤ以外のメーカーから発売されている艦艇にもご使用いただけます。
※各メーカー艦艇と塗料との関連表はコチラ
【 ウォーターラインガイドブック 】 <日本連合艦隊偏> 改訂版
ウォーターラインシリーズの基本的な組み立てやディテールアップ、情景の作り方などの工作ガイドに加え、艦隊の編成や戦闘隊形、マークの各部の名称についての解説など、日本海軍艦艇に関する知識を深めるのに最適な一冊です。静岡模型教材協同組合発行。 ※写真は表紙と内容の一部サンプル画像です。
【 昭和二十年四月六日 菊水作戦BOX チラシをダウンロード 】
A4サイズのチラシです、ダウンロードして印刷して下さい。
■PDF形式(約1MB) (カラー)1枚:「菊水作戦」 ■PDF形式(約210KB) (モノクロ)1枚:「塗料やアクセサリー」
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